衛星インターネット Starlink RV導入


スマート林業の案件などで山に入ることもありそうなので、携帯の電波が届かない場所での作業を想定して、衛星インターネットのStarlink RVを導入しました。

RVはポータブルタイプのアンテナで持ち運び可能です。また、1ヶ月単位で再開・一時停止できるため、常設ではない場合には通信コストを削減できます。
電源を入れるとアンテナが自動的に最適な方向を向くようです。

注文はStarlinkのオンラインページから。
特に困ることもなく住所などを入力していけばよいです。そして、発送から配達までも結構早かったです。

届いた荷物がこちら。

長辺が60cmくらいの箱なのでそれほど大きくありませんし、重くもありません。
蓋をあけると、ドーンとアンテナが入っていました。

中身をすべて出してみます。

アンテナとルーターのような機器とケーブルです。
アンテナはパラボラではなく平面アンテナです。

1点注意が必要なのは、コンセントが海外タイプなので日本で利用する際には別途アダプタが必要です。

では、説明書を見てみましょう。

シンプルすぎる。基本的にはSterlink用のスマホアプリの手順に従って操作するので、紙の説明書はこんなかんじでも大丈夫でした。

スマホアプリでの操作はガイダンス通りに進めればよいです。
下記画面ではWifiで接続する際のSSIDとパスワードを設定します。

スマホアプリはAndroid版とiOS版がありますが、iOS版の方が安定して動作するように感じました。

ちなみに、RVの場合にはアプリの設定画面から「収納」というボタンをクリックすると、アンテナが動いて開封時のように収納しやすい形にになります。

さて、通信速度ですが、十分高速です。ただし、北側の空が見える状態に限ります。
障害物があると速度が10分の1以下になったり、接続が不安定になったりします。

消費電力がどの程度かは検証できていませんが、Starlinkとポータブル電源、ソーラーパネルを組み合わせれば、北の空が見える屋外であればどこからでもインターネット接続ができます。