2023-10-01
小型ロボットアームを使って、ハンドドリップコーヒーを淹れるチャレンジ!
繰り返しが必要な単純な作業などは、ロボットアームを利用することで効率化が可能です。
小型ロボットアームは低価格の商品もあります。
ロボットの制御にはプログラミングが必要ですが、簡単な作業であれば子どもたちが使う「Scratch」というプログラミングに似た、命令のブロックをマウスで繋げてつくるプログラミングもあり自社での内製化も可能です。
少し複雑な動作は、Pythonというプログラミング言語を利用することで可能ですが、Pythonも比較的わかりやすいプログラミング言語ですので、こちらも自社開発可能です。
小型ロボットアーム Dobot Magicianは重さ500g程度のものを持ち上げることが可能です。
今回はドリップポットとお湯の重量が、473gでした。
重さは許容範囲ですが、ドリップポットの取手を掴ませるため重心が偏り満タン時に持ち上げるとポットが傾いてしまいお湯がこぼれたので、グリッパーを逆方向に回転させることでバランスを取りました。
お湯を注ぐ際には、円軌道でアームを動作させます。通常よく使うDobot Magicianの命令ではアームをある座標に移動させるたび少し停止してしまいスムーズに動作しませんでした。
そのため、3Dプリントやレーザー彫刻制御に利用される「SetCPCmd」を利用することで、スムーズに円軌道で動作するよう制御しました。