先日、誰でも通信料無料で利用可能なLPWA(LoRaWAN)用基地局「TTN Yazu」を八頭町隼ラボに開局しました。
過去何度か、隼ラボ周辺を周回しながら、どの程度の範囲をエリア化できるか実測してきたので、なんとなく感覚的にはエリアを掴めています。
ただ、全く知らない場所でどの程度のエリアになるのかは、予想しづらいです。
そこで、超お手軽・簡単にエリアをシミュレーションできないかということで、Google Earthの「可視域」表示機能を使ってみました。
「可視域」表示機能は、ある地点からどの範囲が見渡せるかを、簡単操作でGoogle Earthに表示することができます。
標高設定を変えると、可視域も変わります。
その機能を使って表示した結果がこちら。
実測のエリアと比較すると狭いエリアになっていますが、ポイントの標高を高めに設定すると、実測値に近づくかなという印象です。
続いて、フリーソフトの電波伝搬シミュレーターを使った結果がこちら。
こちらも、実測値よりはエリアは狭い結果です。ただ、それっぽい画像が生成されています。
どちらの結果も、建物等の障害物は考慮されておらず地形データのみでのシミュレーションですので、八頭町のような田舎でしたらある程度参考になるかもしれませんが、都市部だともう一工夫必要だと思います。
ですが、無料ツールでこのようなことができるのは、おもしろいと思います。